匂いが記憶を連れてくる

夏の匂い 蚊取り線香

「匂いが記憶を連れてくる」
『夏を感じる匂いは、渦巻から立ち昇る煙の匂い
あの匂いは、幼い頃の懐かしい記憶を連れてくる』

こんにちは。office ヒロセ代表の広瀬まりです。
季節には、それぞれの匂いがあります。

私が感じる季節の匂い…
春は、沈丁花の香り、土の匂い、生暖かい風の匂い。
夏は、草いきれ、カブトムシの匂い、雨の匂い。
秋は、金木犀の香り、銀杏の匂い。
冬は、たき火に燻された匂い、鼻に突き刺さる風の匂い。

なかなか言葉にするのは難しい匂いもあるけれど、人それぞれ、季節を感じる匂いがあると思います。
季節を感じる匂いに限ったことではありませんが、匂いは、それを嗅いだ時の風景や温度、感情まで呼び起こしてくれます。

私には、強烈に記憶を呼び起こしてくれる、夏の匂いがあります。
「キンチョーの夏、日本の夏」でお馴染みの、蚊取り線香の匂いです。
蚊取り線香の匂いを嗅ぐと、ビールを飲みながらテレビの野球中継を見ている父の姿と中継をするアナウンサーさんの声、ムシッとする暑さと、テレビで見たい番組があるのに我慢をしているモヤモヤした気持ちを思い出すのです。

当時は、見たい番組があるのに言い出せず、モヤモヤとした気持ちを抱えて、父の姿を眺めていましたが、蘇ってくる記憶は、なんとも微笑ましく感じて、思わず笑顔になってしまうのです。

匂いと記憶は、結びつきが強いので、介護の現場で「回想療法」にも用いられています。
現代は、消臭することも多いですが、心地良い匂いだけでなく、少し嫌な匂いも嗅いでおくと、呼び起こせる記憶が多くなるのかなと思います。

実は、歌う時や話す時も、様々な場面の風景や感情を思い出すことが大切なのです。
感情が入っていれば、より素敵な歌やお話ができるようになります。

季節は、毎年必ず巡ってきます。
少し意識をして、季節ごとの匂いを楽しみ、思い出を楽しめると良いですね。

office ヒロセは、季節を感じる匂いと記憶を大切にしています。

べっぴんヴォイスレッスン「どんな場面の歌かな?」
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