
「好きなことを見つけるアンテナは…」
『好きなことを見つけよう。
好きなことを見つけるアンテナを養おう。』
こんにちは。office ヒロセ代表の広瀬まりです。
「自分が好きだと思うことは、やり続ければ良いのです。」
と言うと、好きなことが見つからない、と言われることがよくあります。
私が考える「好きなこと」とは…
少し大袈裟な言い方ですが、食べることも寝ることも忘れて、やり続けられることです。
それが、歌や音楽、物作りや絵画だったり、ゲームやスポーツ、勉強だったりと、人それぞれですから、とにかく、いろいろやってみれば良いのです。
好きなことが見つかる時期も、人それぞれですから「好きなことが見つからない」と嘆く必要などありません。
少しでも興味のあることをやって、ゆっくりと探していけば良いのです。
ただ、好きなことを見つけるためには、好きなことを見つけるアンテナが必要です。
「これは好き」「これは嫌い」と判断するアンテナです。
好きか嫌いかを判断するのは、自分ですから、自分の中に判断する感覚を養わなければいけません。
感覚を養うと言うと、難しそうですが、そんなことはありません。
幼い頃から、自分で判断する機会を多く持つようにすれば良いのです。
例えば、買いたいお菓子を選ぶ、遊びたい遊具を選ぶ、着たい服をコーディネートするといった、日常の中にあることを任せてみるのです。
最初は、時間がかかりますから、大人にも忍耐が必要です。
黙ってじっと待っていて、イライラして「早くしなさい!」なんて怒り出したら、子供が萎縮して、逆効果になってしまいます。
イライラする前に、待ち時間が短くなるような工夫、例えば、選択肢を減らすように考えてみると良いのです。
と偉そうに言っていますが、これは、子供が通っていた幼稚園で聞いたお話から気づいたことです。
子供が選択しやすいよう、選択肢を減らし、その中から選ぶことで、自分の好きなものを躊躇せず選ぶ練習をしていくのです。
そうしていたおかげで、子供たちは、幼稚園に来ていく服を自分たちでコーディネートするので、毎朝、私が服を選ぶ手間は、ほとんどありませんでした。
実は、私自身が、自分で選ぶより、「これが良いよ」と与えられることが多かったので、好きなのか嫌いなのかよく分からず、ものを選ぶ基準がはっきりしていませんでした。
ですから、毎日、自分の好きな服を選んできていく子供たちを頼もしく思っていました。
話は少しそれましたが…
好きなことを見つけるためには、好きなことなのか嫌いなことなのかがはっきりしていなければ、見つけることができません。
自分で選択する機会を大切にして、しっかりと好きなことを選べると良いですね。
次回「好きなことを見つけるアンテナは… 2」に続く
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