
「たった90秒、されど90秒!」
『初対面でのたった90秒の会話。
たった90秒、されど90秒』
こんにちは。officeヒロセ代表の広瀬まりです。
コンサートでのお喋りや講座、ラジオのパーソナリティーとして活動をしている私なので、人前でお話をすることには、そんなに抵抗感はありません。
だからと言って、緊張しないわけではありませんよ。ww
ガチガチに緊張することはありませんが、喉が渇いたり、手が冷たくなったりすることはあります。
そんな時の緊張のほぐし方は、また、別の機会にお伝えすることにして…
適度な緊張感を持ちながら話ができれば、その場の空気感や話の流れをきちんと把握することができ、その場に合った流れを作っていくことができます。
それは、コンサートや講座、パーソナリティーや司会といったお仕事の中で、経験し培われたものがあります。
が、初対面の短い時間で、こちらの空気感を伝えることは、やっぱり難しいと思っていました。
先日、リモートで開催された講座の中で、「初対面での会話は、趣味や住んでいる場所などの共通点を見つけて、それをきっかけに話を広げていくと、お互いの距離が早く近づき、打ち解けやすくなります」とのお話を聞きました。
講座の流れで、実際に初対面の方とお話をすることになり…
まずは、笑顔でご挨拶、続いて、自己紹介、といっても時間が限られているので、「広瀬まりです。シンガーソングライターでボイストレーナーもしています。何をされている方ですか?」とほぼ、型通りの会話です。
相手の方は、ライターさんだと分かったのですが、私がほとんど知らない世界の方なので、
私「歌い手とライターさんの共通点なんてあるかしら…」
相手「クリエーター同士ということで…」
私「クリエーター!そうですよね。さすがですね。気づかなかった!!」
とこんな会話、言葉のキャッチボールで、時間切れ。
短かったけれど、楽しいと思える会話だったので、自分にOKを出しました。
それ以後、講座の中で、ライターの方との会話もなく終了したのですが、講座終了直後に、その方からメッセージが送られてきたのです。
たった90秒くらいの会話しかしていませんから、連絡先を交換したわけでもありません。
驚いたことに、名前とシンガーソングライターという情報を頼りに検索をして、メッセージをくださったのです。
さらに驚いたことに、「とても楽しい方だと思ったので、もう少し話がしたいと思いメッセージをしました」という内容だったのです。
とっても嬉しくて、すぐ返信をして、改めて、お話をする時間を約束しました。
今回のことで、初対面の、たった90秒の会話でも、自分の空気感やイメージを伝えられるのだと痛感しました。
そして、誰かとお会いした時の、最初の話題、印象が、どれほど大切なものなのかも実感しました。
そういえば、以前、ラジオパーソナリティーをしていた頃は、飛び込みのゲストさんも多かったので、話題の幅を広げるために、広く浅くで良いから、いろいろなことを知ろうとしていたことを思い出しました。
もしかすると、最近は、その意識が薄れていたかもしれません。
今回の経験から、改めて、何気ない会話の大切さに気づかされました。
これからも、話題の幅を広げることや楽しい会話を心がけていきます。
広瀬まりの一つの成分は、「何気ない会話も大切にする」
そんな成分で、広瀬まりはできています。
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