それは、専門家の『病(ヤマイ)』です

コンサート前の一コマ

撮影者 中野耕司

「それは、専門家の病(ヤマイ)です」
『お会いする方の声を聞くと、その響きが気になってしまう…
姿勢や呼吸は、どうかな?と気になってしまう…
これは、もう、『ヤマイ』です。ww』

こんにちは。office ヒロセ代表の広瀬まりです。
誰でも、自分が興味のあることは、とても気になります。

お料理好きの人なら、お店で出された料理を食べながら、食材や調理法が気になると思うし、おしゃれに気を使っている人なら、最新の流行をいち早くチェックして取り入れたいと思いますよね。

ましてや、自分のお仕事、専門分野に関わることは、街で見かける細かいことが気になるものだと思います。
タイヤを扱っていらっしゃる人なら、どこのメーカーのどんなパターンのタイヤかな?と、気になるだろうし、ファッション関係のお仕事なら、デザインや素材、色使いが気になるものです。

気になったことを調べ、追求して、新しい作品、製品を生み出すヒントを得たりするのですから、気になることがあるというのは、専門家として素晴らしいことだと思います。

先日、パーソナルトレーナーのところに体のメンテナンスに伺った時、ちょうど出てこられた方がいらっしゃいました。

「ありがとうございました」と先生に声をかけて出ていかれたのですが、その声の響きが少し気になってしまいました。

「あの声の響きは、喉の奥が少し上がり気味かな?ということは、首の位置は…呼吸は…」といろいろなことが頭の中をかけ回ります。

断っておきますが、その方のことをジーッと見て観察したということではなく、すれ違いざまに聞こえてきた声が気になった、ということです。

私は、声を使う仕事をしていますから、以前から、声の響きは気になっていましたが、「カサカサした声」「低音の響きが多い声」「鼻にかかった声」と、どんなふうに聞こえているのかが、気になっていました。

ところが、今は、「この響きの時の首の位置は?」「この声が出る人の呼吸はどんな感じだろう」ということが気になるようになったのです。

気になった声の響きを真似するように、姿勢を変えて出してみて、自分なりの仮説を立てて、パーソナルトレーナーのところへ行き、体のメンテナンスを始めてもらう前に、仮説を話してみました。

私は、経験から体の使い方を予測することはできますが、それは、とても感覚的なので、根拠がありません。
誰かに説明する時には、根拠が必要ですから、いつも、パーソナルトレーナーに確認するようにしているのです。

結果としては、仮説にOKをもらいましたが、その時に「専門家の病(ヤマイ)だね」と言われました。

そうなのです。
すれ違いざまに聞いた声が気になって、仮説を立てて検証して…

もう、これは『病(ヤマイ)』なのです。ww

パーソナルトレーナーも「僕も同じ『病(ヤマイ)』だけどね」と笑っていました。

でも、お互いに、この病(ヤマイ)は素敵な病(ヤマイ)で、一生直す気のない病(ヤマイ)なのです。
というか、専門家であれば、この病(ヤマイ)は、本当に嬉しいものです。

専門家して、気になることがあるということは、まだまだ、伸び代があるということなのですから。

私は、「専門家の病(ヤマイ)」を誇りにして、進んでいきます。


広瀬まりの一つの成分は、『専門家として生きる』
そんな成分で、広瀬まりはできています。
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